院長のあいさつ
地域の口腔保健に携わって四半世紀、皆様のかかりつけ医として治療や予防に全力投球しております。
歯の色を白くしたい、口臭が気になる、煙草のヤニや歯垢を取りたい、歯がしみる、などなど。このような症状でお悩みの方は、一度、当医院へご相談ください。貴方に適した治療による、健康的で美しい口元の演出をお手伝いいたします。
プロフィール
黒岩 保文 院長
福岡県 出身
鹿児島大学理学部 助手
広島大学歯学部 卒業
元HPI 理事・NPO法人GPPJ(pdp) 副理事長、監事
黒岩 仁奈 副院長
神奈川県 出身
昭和大学歯学部 卒業
日本抗加齢医学会 指導士
診療理念
何よりも先ず、強調しておかなければならないことがあります。歯は、人体の中でも最も固い組織で長寿100才時代を支える食の最も重要な器官です。これを大切にすること、これが大前提です。従って、治療より予防が重要であることに疑いはないこと。これを共通の認識として始めなければいけないと思います。
診査や診療を行う上での理念として、
第一に、患者さんの望みを第一に考え、お口の状況を正確に把握し、問題点があればその原因を減少させる手順を含む治療の考え方を患者さんと共有するよう努めること。
第二に、長期的に見てより安全で侵襲性の低い歯科診療を提供することです。
診療を行う上で、最も基本的なことですが、医療行為は人体への侵襲でもありますから、慎重でなければなりませんし、狭い口の中でも精度の高い技術が要求されてきます。
そして、今の時点で必要と思われることと長期的に見て必要なことは必ずしも同じではありません。どんなに精度の高い補綴物を作ったとしても、経年的に歯の形態は少しずつですが変化していきます。その結果変化しにくい補綴物とのバランスが崩れてしまうということが起こるのです。
咬合のバランスが崩れた状態のまま放っておくと、その結果いつの間にか補綴物やその付近の歯だけではなく、さらに離れた場所の歯にも影響を及ぼすことがわかってきました。虫歯や歯周病を発症したり、顎関節症の原因にもなってきます。精神的不安定を起こしたり、咬合崩壊といった状況になってしまうことすらあるのです。ですから、中長期的な咬合の変化まで見越した診査や診療を常に心掛けていなければならないのです。
患者さんが人生のどこかの段階で「黒岩歯科医院で治療してもらってよかった」と感じていただけるような歯科医療を提供し続けていきたいと考えています。
医院設備について
当院では動線設計から診療チェア選びに至るまで、私の恩師であるダリル・レイモンド・ビーチ先生が独自に提唱されたスタイルを取り入れています。受付カウンターの高さも人の目線の角度などを基に計算されていますし、院内の仕切りとして使っているこの障子も、完全に空間を遮るのではなくて向こう側にいる人の気配が感じられる、心理的な圧迫感がないなどの理由で使われています。
実際に受付から診療スペースまでドアや壁で仕切られてはおらず、一見フリーな空間に見えるのですが、他の患者さんと顔を合わせない工夫など、全て人の動きを計算して設計されています。診療台もビーチ先生が提唱されたスタイルのベッドタイプを使用しています。
なぜ、ベッドタイプなの?と不思議に思われる方もおられると思います。その理由ですが、第一に、精度の高い治療を私たちが提供できるベストポジションを維持できるからです。第二に、受診者の方が安定した状態を保てるポジションだからです。はじめは違和感があったとしても、少し慣れてくるとよくお判りになることでしょう。